創業120年以上、きもの処たにぎは、地域に根差す呉服専門店として、着物文化の普及に努めております。
京都府与謝郡の与謝野町加悦地区は加悦谷地区きっての織物産地。
江戸時代から明治・大正・昭和にかけて、ちりめん産業の産地、物流の拠点として栄え、京都にちりめんを運んだ旧街道は「ちりめん街道」と呼ばれました。
明治20年(1887年)創始者である谷原善蔵は、与謝郡加悦町で「丹後ちりめん」機業を創業。
大正15年 二代目谷原義一は屋号を「谷義」とし、事業を拡大。
昭和10年 約500坪のちりめん工場を建設。
昭和42年 三代目谷原義朗は、谷義産業株式会社を設立
金糸、銀糸、漆糸などで紋様を織り上げた「縫取ちりめん」や、複雑な地紋を織り成す「紋意匠ちりめん」などの高級ちりめんを製造し、京都室町に納める。
昭和58年 呉服販売業「きもの処 たにぎ」に転業。
平成3年に福知山店、平成9年には丹後店を開設。
丹後ちりめん織元としての実績を基盤に、丹後・丹波はもとより両丹、関西一円のお客様に、世代を超えてご愛顧いただいております。
地域に根ざす呉服専門店として皆さまとのご縁を大切にしております。「たにぎさんなら」と、二代にわたりご用命をいただくのはうれしいことです。
最近は、人生の門出をお母さまの思い出のこもった振袖で迎えたいというご相談を承ることも多くなりました。
そんなときは、寸法直しはもちろん、帯や小物で新しいセンスを加える提案もいたします。お嬢さまの晴れ姿に遠い日の記憶を重ねられて、お母さまの喜びもひとしおでしょう。そんな姿に心うたれ、皆さまとのご縁を感謝する今日この頃です。
「きもの処 たにぎ」の経営理念は「心の修業」「地域への貢献」「奉仕の心」です。
皆さまのご愛顧に感謝し、社員一同さらに心の修業にいそしみ、着物を通して地域に貢献すべく、奉仕の心で皆さまとともに歩んでまいります。
着物がお好きな方々に、着物を楽しむ機会を持っていただきたいと、顧客の皆さまをご優待して、海外での「きものパーティー」を開催しております。
1994年から毎年40~50名の方が参加され、大変喜んでいただいています。
フランス、スイス、スペイン、オーストラリア、ハワイ、カンボジア、エジプト、アテネ、イタリア、ドバイ、カナダ、ニュージーランドなど、行く先々できもの文化を発信し、国際交流に努めてまいりました。美しい着姿は会場に華を添え、日本の民族衣装である着物を見直すいい機会になっています。
また、日帰りの「きものパーティー」も年に数回開催しております。お気軽にご参加ください。
継続は力なりと言われますが、創業125年を超え、当社の力はスタッフとお客さま方のコミュニケーションです!
お客さま方とのコミュニケーションを通して、様々なことを感じ、学び、着物と触れ合いながら全員が成長しています。
あなたが活躍できる場所、活き活き働ける環境がきっとここにあります!
採用条件や要綱は様々ありますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。